まいど!初心者トレーダーのマキナリです(`・ω・´)
週末には株式投資の勉強をしてアウトプットすると決めているので、今日も書きます。来週も書きます。(たぶん・・・)
金利の動きは株価に大きく影響を与えます。どういうふうに影響を与えるの?金利が上がると株価はどうなるの?逆に金利が下がると株価はどうなるの?
ということで今回は「金利と株価の関係」について勉強していきます!
まぁ忘れやすい管理人マキナリの備忘録的なやつです。(*/▽\*)
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金利の変動が投資先を変える!?
一般的に金利が上がると株価は下がり、逆に金利が下がると株価が上がるといわれています。
「どういうことやねん!?」と思いますよね?理由はいくつかありますが、その1つに金利が変動すれば投資家が「投資先を変える」という点があげられます。
高金利時代は、リスクの高い株式投資よりも、安全に収益を上がられる債権や預貯金にお金が流れます。このため大量の株が売られ、株価は下がります。
反対に低金利時代は、預金の利息はあまり期待できないため、多少のリスクはあっても、大きなリターンが期待できる株式市場に資金が流れ、株価は上がります。
金利の変動は、間接的にも株価に影響を与えています。もう少し掘り下げて見ていきましょう。
金利が上がると株価が下がる
多くの企業は、株式の発行だけでなく、銀行から借り入れた社債を発行するなどして、借金で経営を成り立たせています。金利が上がれば支払利息が増えて会社の利益が減りますし、会社は借金がかさむ設備投資を控えるようになります。
これは会社だけではなく、個人消費者も住宅ローンなどの金利が上がって支払いが増えると、その分、消費を控えるようになります。当然新たにローンを組もうという人も減っていきます。
このことから金利の上昇は、企業の業績低迷や消費の抑制につながっていき、景気を悪化させて、結果的に株価を下げることになります。
金利が下がると株価が上がる
反対に金利が下がれば、借金の多い企業は利息の負担が減って利益が増えますし、低金利のメリットを生かして、設備投資も積極的になっていきます。
個人消費者もローンの返済利息が減って、余ったお金を消費に回すようになります。すなわち、金利の低下は企業の業績や消費の回復につながり、景気を回復させ、結果的に株価を上昇させていきます。
金利を変動させることで、景気にブレーキをかけたり、反対にアクセルを吹かせたりできるんです~。
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債券と金利も密接に関係している!?
株と同様に、債券も金利が上がれば下がり、金利が下がれば上がります。
「ちょっと待ってや!債券って何やねん!?」と思いますよね?え?思わない?そんなこと言わずに説明します。
債券は国や企業が、証券市場を通じて大勢の人から資金を調達するために発行されたもの。株と同じ有価証券ですが、借金を目的に発行されます。
いわば借金の証明書のようなものなので、以下4つなどが決められています。
①いくらの利息を払うか(表面金利)
②いくらで発行するか(発行価格)
③いつ返すのか(償還期限)
④利息はいつ払うのか(利払い)
少し話しがズレました。債券が金利に左右される理由は、株とは少し違います。
たとえば、クーポン・レート年2%の債券を買ったところ、市場金利が年4%になり、クーポン・レート年4%の債券が発行されたとします。償還期限はともに10年、額面・発行価格ともに100円とします。
どちらの債券を買うか?というと同じお金を払うのならばもちろん後者(クーポン・レート年4%)のほうを買うと思います。
この場合、2%の債券を売りたいと考えたとします。しかし、買ったときの100円では売ることができません。
なぜか?
市場金利は4%ですので、少なくともそれを上回らなければ、買おうと思う人が現れないからです。
たとえば、85円であれば4.1%の利回りになるので、売買は成立します。逆に市場金利が1%になると、今度は2%の利息がついている債券は虎の子となって、値段が上がります。109円になればほぼ市中金利の1%と同じになって売買が成立します。
まとめ
金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価は上がる。理由は至極簡単でしたね。デイトレードやスイングトレードをしている人にはあまり関係ないかな?中期や長期トレードをしている人にとっては重要だと思います。
私はスイングトレードをしているので、日々のトレードでは見ない指標ですが、何事も勉強して引き出しを増やしておくのは必要なことだと思います。
まだまだ勉強すべきことが山積みですが、1歩ずつ、しかし確実に知識を増やしていきます!!
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